「ハッと気付いた」
「何だよ」
「宇宙戦艦ヤマトとプロレスはどこが似ているのか?」
「どこだ?」
「WikiPediaのプロレスの項目から引いてくるとこのへんとか」
- この業界は「一旦退団した団体に復帰する」、「引退した後現役に復帰」といった例を始めとして、離合集散が多い。
- しかし馬場が亡くなってからは、プロレス界におけるその言葉の信用性は完全に崩れさり、これまで絶対にありえないと言われていたことが、数年後には時代の変化とともに現実になったということが多々ある。
「ヤマト世界も、スタッフが分裂したり、復帰したり、言葉に信用性が無かったりするわけだね」
「そうだ。何度ヤマトは終わると言われたのか。まさに、【終わる終わる詐欺】には怒らないのはファンのたしなみ」
「何回?」
「回数は分からないな」
「では、最も最近の【終わる終わる詐欺】は?」
「ヤマト2199。続編は作らないはずだったのに、なし崩し的にいつの間にか作ってる」
「さ、最新作なのに」
「方舟の時は、ヤマト2199の期間中のサブストーリーということで、ぎりぎりセーフ的な感じはあったけどね。その後の新作は完全に【終わる終わる詐欺】の再来」
「でも、怒らないんだね?」
「【終わる終わる詐欺】があってこそのヤマトだからな」